神山年度クラブ標語 「 育もう奉仕の心を 」
2020年初めから猛威を振るった新型コロナウイルスの影響で、通常行われるPETS会長エレクトトレーニングセミナーも地区の集まりもほぼ中止され、更には東京オリンピックの一年延期という今までに例を見ない幕明けとなりました。
新しい生活様式・働き方の新しいスタイルなどを行政から求められ、例会もZOOMを使用したオンラインと集会とのハイブリッド例会が行われています。今年度のホルガー・クナークRI会長の標語 Rotary Opens Opportunities 「ロータリーは機会の扉を開く」とありますが、新入会員を招き入れる扉だけではなく、例会点鐘前の食事開始など今までの例会自体を見直すまさに新しい扉を開く絶好の機会だと捉えたいと思います。
福原有一ガバナー地区テーマ 「バリアフリー・マインド ~ 相手と同じ視線に立つということ」についてですが、バリアフリー・マインドとは奉仕をする側もされる側も同じだという心のあり方です。その心はロータリーのフレンドシップやサービスの精神に通じます。
奉仕団体であるロータリークラブには多種多様な職業人が集まり、それこそが扉を開く為に必要な鍵となり色々な方法を導きだしてくれます。奉仕・ボランティア活動でどうしても「してあげている」という雰囲気になりがちですが、何故この様な活動をするのか、正しい理解があれば自ずと同じ立ち位置にいられるはずです。
今年度では「奉仕団体である」ことを再認識して心から奉仕活動を考え実践していく年度とします。親睦と奉仕はロータリーの両輪であると言われておりますが、「真の親睦は奉仕活動の中にある」との想いから、これらを通じて会員相互の親睦・友情を深めると共に、クラブの士気を高めて充実した年度になる様に進めていきたいと思います。
35周年という節目ではありますが、対外的には行わずクラブ内でのささやかな催しを考えております。具体的には実行委員会にて企画・立案して、会員の皆様に楽しんで貰える様に検討してまいります。また、新入会員や年数の若い会員を中心に、出来るだけ多様な地区の催しに参加する様促し、ロータリアンとしての在り方を再考して頂きたいと考えます。
最後に個人的な事ですが、フードバンク活動を通じて行政・市内の施設や団体から様々な情報が入ってきます。これらをふまえ、クラブ会員の皆様には当年度で色々な事を知り感じて頂きたいと思います。
一年間どうぞ宜しくお願い致します。 ありがとうございました。
四つのテスト 言行はこれに照らしてから
真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深めるか、みんなの為になるか…